フランスなのに、東洋人は英会話で話しかけられやすいと気付いた話

投稿者: | 2016年12月22日

今日は、suikadaisuki0117さんからの投稿です。
フランスへ新婚旅行に行った時のことです。
フランスは英会話ではなく、フランス語が主流の国ですが、やはり、英会話はどこの国でも通じる心強い言葉だと痛感させられる出来事がありました。
私と主人は、ツアーに参加しての旅行だったので、日本人の案内人の方がいて不自由はなかったのですが、問題が起きたのは1日のみの自由行動の時でした。私は自由行動の時間を、行きたかったセーヌ川の川下りとシャンゼリゼ通りでのディナーをとるため、現地のツアーに申し込みました。
もちろん、現地のツアーなので、案内人もフランス人です。私たち夫婦は、フランス語は全く分かりませんが、幸い、フランス人の案内人は英会話を話すことが出来ました。案内人は、東洋人の私たちのために、全て英会話で案内してくれました。
そして、事件は起こりました。主人がセーヌ川に到着した瞬間、トイレに行きたいと言い出したのです。セーヌ川では川下りをするための船に乗り込むために、観光客が並んだ順番に次から次へと船に乗り込んでいきます。
私たちが船に乗り込む順番になった時、ちょうど主人がトイレに行っている最中でした。私は全く英語が話せません。しかし、そうは言っていられず、片言の英語で必死に説明をしました。
ところが、案内人は全く理解ができず、どうして船に乗り込まないのかということを聞いてきます。説明したいのに、説明できないという状況がとてももどかしかったです。この時ほど、英会話をもっと学ぶべきだったと後悔したことはありません。
幸い、私の後ろにいたフランス人が状況を見ていたらしく、私の代わりに説明をしてくれて、事なきを得ました。
次々と乗り込むツアー客を見送りながら、案内人と私は主人がトイレから帰るのを待ちました。ずいぶん長いこと、主人を待ちました。そして、やっと帰って来た主人と船に乗ることが出来ました。
散々、主人に待たされた私は、どうしてトイレに行くだけなのに遅いのか、主人に尋ねました。すると、主人も主人で困ったことが起きていたのです。
主人は、トイレに入るために並んでいたのだそうですが、トイレの個室に入ろうとすると、白人のおじいさんに英語で急に怒鳴られたそうです。英会話が苦手で人見知りの激しい主人は、まくしたてるように話すおじいさんを、何も抵抗できずにじっと見つめていたそうです。
そして、そのおじいさんのトイレがまた長く、極めつけは、個室からでてきた途端、主人にまたもや英語で怒鳴ったそうです。英語でなんと言っていたのが全く理解できず、なぜ怒られたのか分からなかったそうです。主人は、「英会話が話せたら、あのおじいさんに言い返せたのに」と悔しそうに話していました。
フランスでは英語を使用することを嫌う風潮があると聞いたことがありましたが、観光地でも、空港でも東洋人の私達には、ほとんどのやりとりが英会話でした。
ヴィトン本店に母親に頼まれたバッグを購入する際も、まずは英会話で話しかけられ、それでも通じない私たちには、同じ東洋人というだけで、中国人の店員を押し付けられました。もちろん、中国人なので会話ができず、苦労しました。
英会話は、どこに行っても必要だということを痛感した旅でした。