種々のスタイルで演奏された音楽演奏(主に、オペラ歌唱、オーケストラ演奏、ギター、マンドリン、伝統芸能詩吟)の音源信号を解析し、どのように演奏すれば、コンサートホールやオペラハウスという室内音場=「巨大な楽器」の響きをコントロールできるかを探求しています。 例:オペラ歌唱と室内音響の融合に関する研究
話者や歌唱者は室内音響空間で対話・講演・演奏を行うことが多いため、音源と音場の融合:例えばオペラの場合、明瞭性と残響感という相反する要素を同時に満たすことが求められます。歌唱者は、長年の経験を頼りに「音楽の生命線」ともされるこの難題の実現を目指しますが (T. Tsutsumi, 2005),その科学的メカニズムは明らかになっていません。私たちは、室内音響学の一観点から歌声を分析することで、その指針を示すためのモデルを提案したいと考えました。 <参考文献>
Y. Ando: “Architectural Acoustics”, AIP/Springer-Verlag, New York (1998).
T. Tsutsumi, "Special lecture", The 2nd International Symposium on Temporal Design (2005)
K. Kato, T. Hirawa, K. Kawai, Y. Ando, and T. Yano., A method of the blending of operatic singing voices with a given sound field by varying subjective sound volume, Proceedings of Forum Acusticum Budapest 2005, pp 499-504 (2005).
(* ハンガリーのブダペスト工科大学にて2005年8月30日にて発表, ヨーロッパ音響学会によりThe best work presented at the conferenceに選ばれました)
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